必須アミノ酸を摂るためには、タンパク質を多く含む食品(肉、魚、卵、大豆、大豆製品、乳製品など)を食べるようにしましょう。その時に、偏食せず様々な種類のタンパク質を毎日摂ることが大切です。

 これらの食品の必要量を摂ることは体づくりに役立つだけでなく、食べ応えがあるので満足感が得られます。すると、間食や糖質を多く含む食品を食べなくてもよくなり、結果的にダイエットにつながるのです。

 さらに嬉しいことに、タンパク質は栄養素の中でも消化吸収に伴って発生する「食事誘発性熱産生」が最も高いので、食後の代謝が上がりやすいという特徴があります。

 では、ここで自身のタンパク質の必要量を計算してみましょう。

 タンパク質の摂取目安量(g)=自分の体重(kg)×1~1.5g

 この計算式に当てはめると、例えば体重が70kgの人であれば1日に摂るタンパク質の目安量は70~105gになります。

 ただし、タンパク質の摂取目安量=食品の質量ではないことに注意しましょう。というのも、肉を100g食べたからといって100gのタンパク質が摂取できるわけではないのです。

 赤身のサーロイン肉のステーキならば、200g食べてやっと約40gのタンパク質が摂取できます。その他は水分や脂質、炭水化物などの質量なので、毎食で意識しないと目安量のタンパク質量は摂れないことになります。前述した焼肉の部位別エネルギー・タンパク質量の表もご参考ください。

 ダイエットにはNGというイメージのある焼肉店も、メニューの選び方や食べ方のコツを押さえれば、ダイエットはもちろんのこと肌や髪を丈夫に健康にすることにもつながります。焼肉店を活用してタンパク質の摂取につなげていきましょう。