上手く怒られるための3手法、妙に丁寧なメールは赤信号!「怒られる…!」その前兆を感じたら、テクニックで上手に受け止めましょう

皆さん、こんにちは。澤です。

 過去5回にわたって、アンガーマネジメントをテーマにお送りしました。怒りを感じるメカニズムと、怒りの感情に振り回されてしまわないための考え方やメソッドについてお伝えしました。読者の皆様から、いろいろな形でフィードバックをいただきました。

「6秒待つことを実践してみたら、いろんな変化が自分に起きた」
「怒りが沸いた状況の棚卸をしてみたら、自分の中にすごくたくたんの『べき』があることに驚いた」
「いろんなことに対して怒っていたけど、自分で優先度付けをしたら『放っておく」のも一つの手だと理解した」

 アンガーマネジメントは、日々の練習がものをいうものです。ぜひとも継続して意識していただければ、記事を書いた者としてはとても嬉しく思います。

 さて、今回は皆さんが「怒られる側」になった場合の対処を扱います。おそらく、この記事を読んでくださっている方の全員が、仕事やプライベートで何かの形で「怒られる」という経験をしているのではないでしょうか。

 怒られて嬉しかったり楽しかったりする人は、あまりいないと思います(学びがある、ということはあると思いますが)。でも、どうしたって怒られてしまう機会は発生するでしょう。

 小売業なら、買った商品に傷がついていたと怒られたり。
 製造業なら、説明書通りにデバイスが動かないと怒られたり。
 IT業なら、仕様書のパフォーマンスが出ないと怒られたり。

 どの業界でも怒られる機会はいくらでも転がっています。では、どうすれば「うまく怒られる」のでしょうか?アンガーマネジメントの知識も活用しながら、いくつかのTipsをご紹介していきたいと思います。