営業も時間があるのであれば、積極的に受けた方がいい。私も総務時代、飛び込みの営業には時間があれば会い、その会社で販売できる全商材について聞きだしていた。どこで活用できるか分からないので、自分の引き出しを増やすために積極的に情報収集したものだ。

 あるいは、知り合いの他社の総務の人に紹介を受けるとか、逆に紹介してあげるとか。「Know Who」の相手には、BPのみならず、他社の総務担当者も含まれる。自分にとっては未知との遭遇であっても、その人にとっては、経験済みというケースもあるだろう。

情報だけでなく、ナレッジを持っているか

 次は、自らの引き出しに入れておくBPであるかの見分け方である。BPであり、それで飯を食べているくらいなら、情報や知識は豊富に持っているのは当たり前である。総務として欲しいのは、それもさることながら、事例や、その事例から導き出されたナレッジである。

 結局総務としては、「どうすればいいか」という点が重要になる。考え方は理解しても実行できないと、砂上の楼閣である。実際に課題が生じて、それに対処しなければならないのが総務であり、実行するのに必要なナレッジが欲しい。

 事例だけでは、同じ環境でないと通用しない場合もあるし、企業文化が異なれば方策が異なる場合もある。個々の企業事例から導きだされた、汎用性のあるナレッジが欲しい。考え方であり、運用のポイント、KPIの張り方。実事例に基づいたナレッジを持っているがどうか、語れるかどうかが見極めのポイントである。

 BPと対話する際に、自社に置き換えた場合、どうなるのか、どうしたら良いのか、BPが自社を理解して話をしてくれるかがポイントである。一方的な情報の提供、事例の紹介だけでは、引き出しに入れる必要はない。当社にとってどうなのか、どうしたら良いかを語ることのできるBPを見つけることだ。