BPをリスペクトし、関係性を深める
優秀なBPを見つけても、そっぽを向かれては意味が無い。良好な関係を構築し、困った時にすぐに助けてもらわなければならない。BPも人間である。金を払っているのだから言うコトを聞け、業者扱いされては、言われたことだけ対応して、それ以上のことは提供してくれない。
BPをプロとしてリスペクトし、まさしくパートナーとして遇する。また、自社への提案をして欲しいなら、自社の情報も提供し、自社の状況に適したナレッジを提供してもらう。情報のギブ&テイクがベースとして必要となる。一方的な情報収集では、一般論の情報しか入手できない。
自社の情報、状況を提供しておけば、それに合致した情報を提供してもらえるし、何か変かがあったときに、BPから先にアラームを鳴らしてくれるかもしれない。転ばぬ先の杖としてBPが活躍してくれるかもしれない。
総務は外へ出よ
何が起こるか分からないから、総務には自席に居て欲しい、そんな経営者がいる。経営者にとっては安心かもしれないが。そんな内向きの総務では「VUCA時代」は生き残れない。当然、対応すべき問題があれば、社内で仕事はする必要があるが、何もなければ積極的に外に行くことを推奨すべきだ。
外に出て、外部のベストプラクティスを収集してくる、変化を察知してくる、そのような行動を推奨すべきだ。変化がきてから対応するのではなく、変化の前に対応しておく。変化を変化としないために事前に動く。そのためにも、外に出てBPと会い、情報収集をしてくる。
これからの時代、総務が社内に居座ることが、逆に企業のリスクとなるのではないだろうか。
(1)現場に精通(2016.9.15公開)
(2)小さな工夫を即アクション(2016.10.6公開)
(3)良好な人間関係、信頼関係の構築(2016.11.14公開)
(4)コミュニケーションのハブ機能(2016.12.7公開)
(5)ゼロベース思考、引き算思考(2017.1.19公開)
(6)社会の動向に敏感になる(2017.2.15公開)
(7)モノよりコトで発想する(2017.3.10公開)
(8)専門性を高める(2017.4.19公開)
(9)外部ネットワークの充実
(10)当事者意識を持つ