ファションセンスを磨く
毎日1分「魔法のエクササイズ」

 あなたは、今日のファッションをどうやって選びましたか?時間がなくて、なんとなく選んでいませんか?洋服は、あまりにも身近なものなので、マンネリ化しがちです。

 しかし、そんな洋服選びでは、他人は「頼もしく信頼できるビジネスマン」とは見てくれないものです。ここで、私がよくクライアントに出す“宿題”をお伝えしましょう。

 毎日、出かける前に1分だけ鏡の前に立ってみます。 そして今日のスーツ、 ネクタイ、そして靴をなぜ選んだのか、短い物語を作ってみてください。

 今夜は、気になるあの人に会うから、清潔感のある白シャツに、好きだと言っていたピンクのネクタイを合わせよう。大学時代の友人と飲むから、〇〇大学のカラーでオレンジのシャツと青のネクタイを合わせよう、など。どんなコンセプトでも構いません。自分なりのストーリーを作り、今日のファッションを決めてみてください。

 なぜ自分は今日、この服を着ているのか? 仕方なく着せられているのか、それとも意志を持って自ら着ているのか。毎日1分、服装について考えてみる習慣を作るのです。

 まずは、これを3日間続けてみてください。そうすると、「今日は、どんなストーリーにしようか」と、毎日服装を選ぶことが楽しくなり、自分にとって本当に必要なファッションを身につけることができるようになります。

 このエクササイズ、最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、驚くような効果があります。日々のファッションをいちいち、スタイリストに相談できるようなセレブにはなかなかなれませんが、自分の中でファッションに対するセンスを磨くことはできます。

 あか抜けないオジサンから、重厚感と上質感のあるビジネスマンに変身されていくお客さまを見るたびに、ファッションセンスとは、限られた人の持つ才能ではなく、誰でもちょっとの努力で磨くことができるものだと感じるのです。