AERA with Kids(アエラ ウィズ キッズ)2017年夏号
朝日新聞出版
定価:780円(税込)

【コツ(4)】 ネットや図鑑のコピペで終わらせない

 一生懸命やったつもりが、結局ネットや図鑑のコピペで終わってしまった……。これも自由研究にありがちなお悩み。ネットは、テーマを選ぶときの参考として活用するのがコツです。図鑑は、あくまで下調べのときに基礎知識の習得と心得ましょう。ここで得た基礎知識をもとに、自分で「こうやったら、こうなるのではないか」と仮説を立てて、観察や実験を行うことで知識を深めます。これこそ、オリジナル。研究にグンと深みが出ます。

【コツ(5)】 実験は「根気よく、丁寧に」が基本

 実験を行っても、下調べをした本で見たような結果にならない! そんなときは、温度や材料の分量といった実験の条件をもう一度確認しましょう。実験は正確に、根気よく、そして丁寧に行うことが大切。「混ぜる」といった実験過程の作業も、丁寧に行うか否かで、結果が変わってしまうのです。

【コツ(6)】 「組み合わせ術」でオリジナリティーを出す

 せっかく一生懸命やったのに、夏休みが明けたら、ほかの人も同じテーマを研究していた。しかも、あちらの方がすごいかも……。そんな経験を持つ親子も多数います。昆虫・植物の観察や地理、旅行記のようなテーマは、どうしてもテーマがかぶりがち。それは仕方がないことです。

 そこで、今年は、研究に違う教科の要素を組み合わせる「組み合わせ術」に挑戦してみましょう。たとえば、地域の特産品にまつわるレポートなら、その生産数をほかの地域と比較して、グラフをつけてみる。社会の要素をメインに、算数の要素が組み合わさることで、グンと説得力が増します。また、生産されるまでの様子を絵に描いて説明してみるのもおすすめ。図工の要素が加わり、見ごたえのある研究の完成です。

 自由研究は、夏休みの一大イベント。実は、子どもの学びを深める、一年に一度の大チャンスです。今年は早めに計画を立てて、力作に挑戦しましょう!

dot.より転載