ネイティブでないなら誰だって
英語の会議に苦労している
みなさんこんにちは、澤です。
私が在籍するマイクロソフト社は、7月が期初になります。今の時期は、様々なキックオフ的イベントが多く、私もずっとアメリカに滞在する生活です。
マイクロソフトでの私の肩書は「マイクロソフトテクノロジーセンター センター長」で、同じ立場の社員は世界中に50名います。そのうちの大半が集まって、ちょっとしたインターナショナルな社内会議が行われました。20名ほどはアメリカ、あとはすべてアメリカ以外の地域から来ています。日本人はもちろん私一人です。
共通言語は英語ではありますが、発音や話し方は様々。とてもバラエティに富んだ英語を聴くことのできる非常に面白い会議です。私は海外留学経験がなく、ネイティブで英語を話すことができるわけではありません。苦手意識がある方ではないのですが、それでもやはり英語での会議となると非常に苦労しているのが現状です。
もしかしたら、皆様の中にも急に会社の公用語が英語になってしまったり、外資系と合併したことで英語でのミーティングが開かれることが増えたりした人もおられるでしょう。あるいは、「そろそろ日系企業を卒業して外資系にチャレンジしたいけど、英語が心配だな…」という人もおられるのではないでしょうか。
私も苦労しているとはいえ、まがりなりにもグローバル企業にいるわけですし、ましてやグローバル仕事人のための記事をこうやって書いているわけですから、弱気なことは言っていられません。いかにして完全に日本育ちの1ビジネスパーソンが、どのようにこのような場を乗り切ったのかを皆様と共有したいと思います。今回の記事は、英語に苦手意識を持っていたり、何か英語で話すきっかけを探したりしている人向けに書かせていただきます。