■「風の強い日にフリースをアウターに着るのは間違い?!」(2016年10月5日) 

 さらに山では、高度が100m上がれば気温が0.6度下がります。目標の山の標高から考えて、どれくらいの気温になるか予測できます。2000mだと概算で12度。結構、気温が下がります。夏山でも標高の高い山小屋に泊まる場合には、空気をためて保温できるフリースやダウンが必要になるケースもあります。

■「ダウンジャケット、たくさん服を着こんだ上に着てませんか?」(2016年11月4日)

 このように過去記事を引用しまくりになるのは、いままで、防災用品&日常使いとして役立てていただいたウエアがそのまま夏山登山にも使えるということですね。

 新しく夏山用に揃えて欲しいものとしては「紫外線防止グッズ」です。

 海ではUV対策万全な方でも山はなんとなく涼しかったりするので、油断しがちじゃないでしょうか?

 でも、標高が高くなると紫外線は強くなります。標高分、空気の厚みが減っているわけなので、紫外線を拡散してくれる空気が減っているということになり、標高1000mで紫外線は10%増しです。10%増し…かなりきますね…ほんと、山で油断したおかげで、私、シミだらけで(涙)。みなさんは後悔のないように気をつけて!

山と紫外線について、詳しくは気象庁サイトで 

たれが取り外せるタイプの帽子(画像提供:あんどうりす)

 ということで、山では帽子が必須です。でも、麦わら帽子は通気性はよいですが、紫外線は防止しません。逆に生地の目が細かくなれば紫外線を防ぎやすくなりますが、頭が暑いです。だから、通気性と紫外線防止の両立を兼ねたものがアウトドアウエアでは定番です。おしゃれなだけのUV帽子には戻れない快適さなので、山だけではなく、海や川のレジャーにも、もちろん日常でも活躍してくれます。私は野外に出るので、首のところにタレがついているタイプが好きですが、とりはずしできるものも出ています。

 ただ、夏のスーツ姿に似合うような帽子ってあんまりないですね。熱中症が心配な時期での被災を考えると、クールビズに本当は帽子もつけてもらいたいところですけど……

 ところで、少し前までは、ウエアが不十分なために山岳事故もありましたが、今はちゃんとした装備で山に入っている人が増えてきました。装備だけ見ただけでは、山に慣れていないかわからないくらい。でも、決定的に違うのは「ザックの背負い方」です。やっぱり装備はいいのに低く背負う人、多いです。もったいない。低いと重たいので、ちゃんと背負ってみてくださいませ!重心は高く、揺らさないをお忘れなく。素早い避難のコツでもあります。

■「災害時、重いリュックを軽く感じさせる2つのコツとは?ヒントは二宮金次郎!?」(2016年8月5日)