プレゼンを上達するためには
まとまった時間がなくてもいい

 プレゼンの上達のためには、講習会に出たり上手い人のプレゼンの動画を見たり、書籍でテクニックを学ぶのも効果的です(先日上梓しました書籍は超お勧めと言っておきます)。

 ただ、まとまった時間を取らなくてもできることはたくさんあります。プレゼン上達のために役立ついくつかの心構えや生活習慣をお伝えしたいと思います。

●自分の仕事を説明する練習をする

 皆さんはご自身の仕事を、説明できますか?
 たいていの人は「当たり前じゃん!」とお思いになることでしょう。

 中には、かなり特殊な技能が求められる職種で「うーん、これは普通の人にはわからないかもな…」という方もいるかもしれませんね。

 いずれの方にも効果のある方法が、「自分の仕事内容を全く異分野の人に説明する」というシミュレーションをすることです。例えば、皆さんご自身の仕事内容を、以下の人たちに説明する場面を想像してください。

 ・自分の祖母
 ・初めて入った店のバーテンダー
 ・アマゾン奥地の少数民族
 ・台湾の小学生

 いかがでしょう? 言葉の問題をとりあえずおいておくとしても、かなりハードルが高いラインナップですよね?

 これらの人々に説明している姿を、まずは脳内で想像するのです。

 そして、ちょっとした空き時間に、キーワードだけでも手帳やスマホにメモしてみてください。

 メモに残せれば、脳内での言語化ができています。それができなければ、説明できる状態にありません。

 上記のような、仕事に関する話題の共通項がない人たちに説明するとなると、きわめて本質的な部分が理解できていないと難しいですね。

 自分の理解の度合いを上げていくためのプロセスが、この「あり得ないオーディエンスへのプレゼン」のシミュレーションなのです。