相性の悪さを乗り越える
“第2の秘策”とは?

 相性の悪さを乗り越える2つ目のポイント。
 それは、【相剋の負の関係を調和する】ことです。
 これはいったいどういうことか?
 一番わかりやすい会社やチームでの組織を例に見ていきましょう。

 たとえば、もしあなたが「雷の三碧」だったとしたら、「木」から「土」に何か注意をしたい、気になる点を伝えたい場合は、注意が必要です。

 なぜなら、「雷の三碧」のようなキツイ言葉は、相剋の関係である「大地の二黒」「ガイアの五黄」「山の八白」には強烈なダメージを与えかねませんから。

 そこで、あなたがすること。
 それは、チーム内で「相生(そうしょう)の関係」を利用するのです。
 つまり、チームリーダーの「木」(三碧・四緑)が「土」(二黒・五黄・八白)に注意するときは、直接言ってはいけません。
 いったん「火」(九紫)に受けてもらい、「火」(九紫)から「土」(二黒・五黄・八白)に伝わるように工夫するのです。

「土」(二黒・五黄・八白)から「水」(一白)へも同じです。
 この「土」と「水」の間に「金」(六白・七赤)の人を絡めて、ワンクッション置いて「水」に伝える。

「水」(一白)から「火」(九紫)の場合もそうです。
 直接言ってしまうと、九紫の情熱の火を消してしまう恐れもありますから、水と火の間に「木」(三碧・四緑)を立てて火と接するのです。

 こうすることで、相剋の負の関係を調和することができます。

 上司と部下の関係は、自分ではどうしようもない「宿命」のようなものです。
 相剋の関係とわかっていながらも、業績や利益のことも考えていかなければなりません。
 そこで、自分のチーム力を最強にしていくためにも、チーム内すべての人財を把握し、適切に配置し、2倍、3倍と組織力を高めていきましょう。

 あなたの上司が相剋の相手であっても、今回挙げた【2つの秘策】を使いこなせば、互いを心から認め合った、唯一無二の上司と部下の関係に近づくかもしれません。