それは、次のポイントを念頭に入れて、その企業なり団体なりのホームページを読むことだ。

◎ポイント1

 臨床試験を実施しているか? データを公表しているか?

「臨床試験のデータを公表していないところは疑わしいですね。本当に有意義な検査や医療なら堂々と公表すればいいと思う。そうすれば、客観的な信頼性も高まりますし、健康保険だって利用できるようになるかもしれない。それをやらないということは、やましいところがあるか、自由診療で手っ取り早くお金を儲けたいか、やっても上手く行きそうにないとわかっているかのいずれかだと思います。

 実際に、臨床試験でいいデータが出ていたら、ホームページでも絶対に公表しているはずです。どの大学や医療機関に協力してもらい、何千何万の検体(尿や血液等)を調べたら、精度はこれくらいでした、と。それがないということは、まずあやしいと思って間違いない。分かれ道だと思います」

 疑わしい検査でも、「臨床試験データらしきもの」を公表しているところはあるが、その際は、試験に協力した大学や医療機関名と、何人分の検体を調べたのかを見るべきだ。

 当然のことながら、歯科や美容外科等、がん患者の診療を行っているとは思えない医療機関によるがん検査の臨床試験は信用しがたいし、10人20人程度の少数にしか行っていない試験の信ぴょう性は低い(なかには、たった1人を調べたに過ぎないものでも、75%の精度と公言している検査もある)。

◎ポイント2

 大手企業が絡んでいても、信頼できるとは限らない。

「最近は大手企業も見境がなくなっていますよね。利益のために、効果があるかないかわからないサプリを売っているところもありますし、効果が疑わしい水を販売したりとか、平気でやっていますね。大手企業が絡んでいても、あまり信用しない方がいいと思います」