わが人生に悔いなし!
【バイオリズム】で人を救済せよ
さて、今日までの解説で【バイオリズム】の基礎はわかっていただけたかと思います。
まずは、人間のリズムにも「春夏秋冬」があること。季節それぞれに「因縁果報(いんねんかほう)」の法則が関わっていること。そして、【バイオリズム】の9年の周期には【陰と陽】の概念があり、年ごとに、やるべきこと、注意すべきことが異なること。
まずは、これらをしっかりと押さえてください。
本書では、もっと詳しく、著名人の事例なども加えて解説しております。
「わが人生に悔いなし」と、死ねるときに思えるかどうかは、この9年周期の【バイオリズム】の法則をいかに使いこなし、成功を掴んでいるかにかかっていると言っても過言ではありません。
事実、私も、コンサルティングの際には、この【バイオリズム】の法則を、必ず使用しています。
その結果、多くの経営者と会社を救えることができました。
本書でも赤裸々に語らせてもらいましたが、私自身も、自分の人生を【バイオリズム】に当てはめて考えてみると、人生の浮き沈みが見事に【陽と陰】でマッチングしています。
これも【バイオリズム】に根ざした統計なのでしょうか。
いま、社会人になりたての新卒が、入社してすぐに辞めるというのが増えています。
実は、新卒1年目というのは、就職浪人などしていれば別ですが、ほとんどの人が【陰5年】の位置にいる際に、入社をしているのです。
つまり、エコノミーモード真っ最中に、新しいことを始めてしまっているわけです。
本当は、新しいことは避けるべき年なのにかかわらず……。気力が弱まっているのですから、新しいことは難しいのは当然なのです。
しかし、その辛さに耐えられないと、人は辞めてしまいます。
せっかく就職活動を頑張って入社したのに、もったいないですよね。未来ある若者なのに。
もし、この【バイオリズム】の法則を知っている人が、会社にいれば、新入社員を理解してあげられます。
また、一人、人を救うことにもつながるかもしれないのです。
これを読んでいるあなたも、本書 を通じて、【バイオリズム】の法則を学んでみてください。きっと、世界観も変わるはずです。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。