火事・干ばつ・水不足……
2018年に要注意な災害はコレ!

 2018年に気をつけるべき災害。「水の一白」のときは水害に要注意でした。

 では、「火の九紫」の来年は何に気をつけるのか?
 もうわかりますね。そうです、「火」に関する災害や人災には要注意です。
 火事はもちろん、山の噴火などにも警戒してください。
 前回の「火の九紫」の年の2009年では、鹿児島の桜島が爆発的な噴火を記録しています。
 今年も、十分に考えられます。

 加えて、直接「火」に関すること以外でも警戒すべきことがいくつかあります。

 それは、あまりの日照りが続いての干ばつ水不足です。
 これも「火の九紫」の年では特に起きやすい自然現象の一種です。

 関東地方での歴史的な渇水は1964年の「オリンピック渇水」が有名ですが、この1964年も「火の九紫」の年なのです。

 記録的な渇水のデータが「火の九紫」の年にある以上、来年も軽視はできません。
 備えあれば、憂いなし。
 水の買い置きはしっかりと整えておきましょう。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。