早見表で確認!自分の「手取り」は?

 手取りを増やすワザを身に付けるには、月々やボーナスで手取りを細かく見るのではなく「年収」で手取りを把握するといいでしょう。
 下の表は、額面年収に対する「手取り」を計算したものです。
 年収が同じでも、養っている家族がいるかどうかで「手取り」は異なります。
表では、税金面での扶養家族が、
1 扶養なし
2 妻のみ
3 妻と高校生の子2人
の3つケースを載せました。前述のように中学生以下の子どもは、現在、税金面では扶養家族にカウントされません。
 扶養家族が多いほど税金が少なくなるので、手取りが増えます。

収入が高くなるほど、税金は高くなる

 もうひとつ知っておきたいのは、収入が高くなるほど、税金の割合が増えるとことです。

 税金を計算する際は、「税率」を掛けて額を出すのですが、所得税は収入が高くなるほど、5%、10%、20%と税率も高くなっていきます。一方、住民税の税率はどこでも一律10%です(ちまたで言われる「住んでいる市町村によって住民税が高い、安い」というのはありません)。
 つまり、税金の負担割合は「年収が多い、少ない」によっても異なるということですね。
 額面年収300万円の人と、1000万円の人の比較で見てみましょう。家族構成は「扶養なし」と共通です。

「額面年収300万円」-「引かれるお金61万円」=「手取り239万円」
引かれるお金の割合は、額面に対して約20%です。
(61万円÷300万円×100)

「額面年収1000万円」-「引かれるお金270万円」=「手取り730万円」
引かれるお金の割合は、額面に対して約27%です。
(270万円÷1000万円×100)

 収入が高いほど「引かれるお金」の割合が増えることがわかります。