◆E.性格がずぼらな人
 →「つみたてNISA」が向いている。

「投資の儲けの足を引っ張るのは税金と手数料」という言葉がある。「iDeCO」も「つみたてNISA」も投資による収益は非課税となるので、税金の問題はこれらの制度によりおおむね解決だ。

「iDeCO」と「つみたてNISA」、あなたにはどちらが向いているか深田晶恵さんの新刊『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65~給料、年金、退職金、副業、パート収入、病気、出産で使える!』が小社より好評発売中です。「手取り」を増やすための実践的な方法を解説、「サラリーマンの手取り年収早見表」「年金の手取り早見表」「個人型DC iDeCoの節税額早見表」付き!

 手数料については、自分でコストを下げる努力が必要だ。特に「iDeCO」は、「安い手数料の金融機関選び」、「安い手数料の金融商品選び」をすることが収益アップに欠かせない。興味を持って入門書を1~2冊読むと、知識は身につくものだが、投資ビギナーには少しハードルが高いかもしれない。受け取り時の税金もよくよく勉強しておかないと落とし穴がある。

 これに対して「つみたてNISA」は、金融機関の口座利用に手数料はかからず、前述のように対象となるのは金融庁が定めた「手数料の安い金融商品」に限られているため、「手数料を下げる努力」をしなくてもいいのである。

 こまめに調べて「コストを下げる努力」ができそうにないと自覚する性格がずぼらな人は、「つみたてNISA」が向いているだろう。

 すべての年代、属性において、どちらを利用するかのは個人の自由だし、両方で積み立てる余裕があるなら、両方するのがいい。どちらかを選択したい、どちらかしかできないという人は、参考にして一歩を踏み出してみてほしい。

(株式会社生活設計塾クルー ファイナンシャルプランナー 深田晶恵)