皆さんこんにちは、澤です。
4月も後半に入り、新しい環境にもだんだん慣れてきた頃かと思います。新年度や新学期が始まると、これからのことを相談したり、自分の考えを話したりする機会が増えます。そんなときに、自分の話し方に自信が持てなかったり、つい話が長くなってしまったりするというコンプレックスをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな「話し下手」な人でも、簡単に話し方を改善できる方法をお伝えしたいと思います。
自分がどのように話をしているのか
まずは「録音」することで知ろう
皆さんは、自分自身がどのように話をしているか、ご存じですか?
実際は自分のことであるにもかかわらず、認識できている方があまりいません。自分が話す姿を自ら確認する機会はほとんどありませんから、どんな声を出しているのか、どんな姿勢で話しているのか、どんな表情をしているのか、詳しく説明できる方はそう多くないように思います。
話し方にコンプレックスがある方の中には、「声が小さい」とか「声が震える」といった悩みを持つ方もいるでしょう。では、どれくらい声が小さいのか、あるいはどれくらい声が震えているのか、認識できているでしょうか? きっと認識できている人は、多くないはずです。
自分が話しているリアルな姿を知るためには、客観的なデータが必要になります。それが分かることで、改善するポイントが明確になるからです。
では、どうすればいいのでしょうか。まず手っ取り早いのは、「録音」です。方法はとても簡単。スマートフォンのボイスレコーダーをオンにして、会議中にテーブルの真ん中に置くだけでOKです。
もちろん録音は、周囲の人の賛同を得てからの方がいいでしょう。お客様との商談中などに突然録音を始めてしまうと、相手は面食らって「取り調べ!?」と警戒するかもしれません。まずは、社内のミーティングなどで試してみるのがいいと思います。
もしも、皆さんの所属している会社や組織の中で、オンライン会議の仕組みがあれば、付帯している録音機能を利用するのも一つの方法です。最近のオンライン会議ソフトには、たいていの場合、録音機能があります。これで録音して、あなたがどんな話し方をしているのか、確認してみてください。
といっても、ただ漫然と聞いているだけでは、得るものは多くありません。そこで、声を録音したら、ぜひチェックしていただきたいポイントをいくつか紹介します。