日本銀行
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週明け7月2日に「日銀短観」が発表される。日銀短観は、回答者数の多さ、質問項目の多さなどから日本で最大の「景気関連アンケート」だ。金融政策を担当している日銀が実施しているということもあり、市場関係者の間では注目度が非常に高い。そこで、発表に先立ち、日銀短観の読み方について考えてみたい。

株式などの投資材料としては
大企業製造業の業況判断DIが重要

 日銀短観を見る上で最も重要なのは、読者の主な関心が「株式などの投資」なのか、それとも「景気そのものの予測」であるのかということだ。株式などの投資に関心があるのであれば、日銀短観は極めて重要であり、発表されると市場が動くので、可能であれば発表と同時に内容をチェックしたい。

 市場関係者(株式などの投資家)が注目しているのは、「金融政策を担当している日銀が行なっているアンケートであるため、金融政策の重要な判断材料になる」からだ。

 特に、短観の最初に載っている「業況判断DI」は注目度が高い。これは、企業が業況をどう見ているのかを示したもので、「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いたものだ。