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この洪水警報の危険度分布だけではなく、気象庁は他にも「土砂災害警戒メッシュ判定」、「大雨警報(浸水害)の危険度分布」、「水位周辺河川の氾濫危険情報」も出しています。
すごーく有益な情報を出しているのですが、種類がいろいろあって、そしてそれぞれの名前が難しくて、自分がどれを使えばいいのわからなくなるのがちょっと残念な気も・・。気象庁は、一応、こんな風にまとめています。
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例えば、
家の裏が急傾斜地になっているAさん(76歳)
土砂災害警戒判定メッシュ情報が赤になったとき、近くの指定避難所である公民館に避難することにしている
●利用する気象情報等
大雨警報(土砂災害)
土砂災害警戒情報 https://www.jma.go.jp/jp/dosha/
土砂災害判定メッシュ情報
https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/index.html
家の裏が急傾斜地のAさん76歳、優秀です!3つの気象情報を使いこなし、土砂災害警戒判定メッシュ情報が赤になったらと決めているのですね。こんな76歳になりたいです。
家の裏が急傾斜の方は、Aさんに習って、この3つの情報を使いこなしていただきたいです。
こちらは18歳のCさん。Cさんは、中小河川沿いのマンションにお住まいです。
中小河川沿いのマンションにお住まいのCさん
雨が強くなくても、洪水警報の危険度分布が薄い紫になったとき、または氾濫危険情報が発表されたとき、3階の友達の家に避難することにしている
●利用する気象情報
洪水情報 洪水警報の危険度分布 水位周辺河川の氾濫危険情報
18歳のCさんも負けずに優秀です!私が18歳の時、ここまで考えていたかな?と思うと、あやしいですが、こんな子に育ってくれれば災害時も自分で判断して避難できそうで心強いです。
そうは言っても、気象庁が想定している人物像はハードルが高めかも・・とは思います。でも、危険を避けるにはこのくらいの人物像が求められているという現状もまた知らなければと思います。