5、自宅のトイレが使えなくても避難所に行けばいいなんて甘い!

仮設トイレが避難所に行き渡るまでに要した日数の図「マンホールトイレ 整備・運用のためのガイドライン」国土交通省HPより。出典:特定非営利活動法人日本トイレ研究所「東日本大震災3.11のトイレ―現場の声から学ぶ―」2013年拡大画像表示

「自治体まかせにしてはいけない。首都圏は避難所の数が足りないからトイレも足りない」と「Community Crossing Japan」吉高美帆さんも力説されます。東日本大震災でも避難所への仮設トイレの設置にかかった日数は、4日以上が66%にもなっています。

 4日もがまんできるわけがありません。まず自宅や職場での準備、そして、がまんではなく!カバンに!災害用の携帯トイレを入れて持ち歩いてほしいです!

6、災害用トイレ、どれを選べばいいの?

 備蓄したほうがよい災害用トイレですが、何を選ぶのかは気になるところです。安さを追求するため、ビニールが薄くなって破れやすいとなれば、困りますよね。

 日本トイレ研究所のHP(http://www.toilet.or.jp/toilet-guide/)に製品の案内がでていますから、そちらを参考になさってください! 

地震発生直後、トイレの水を流さないほうがいい理由(上)装着が簡単な一体型や臭い対策を強化した製品など、優先順位の検討が必要 拡大画像表示

 備蓄のしやすさを重視するため、ビニール、吸水剤、薬剤などパーツごと分かれているタイプもあります。その場合は、パーツごとに取り出してからの設置になるので、素早さが落ちるかもしれません。初期の対応や避難所では、迅速に設置できるものを重視したい場合もあるでしょう。

 機密性の高いマンションで家族用に使う場合は、迅速性より臭い対策を重視したいかもしれません。何を優先させるかによって選ぶものが異なりますから、家族や職場で話し合いが必要ですね。

 お試しで1つ購入して、実際に使って、備えるものを決めるのがよいかと思います。どの製品も、少量セットを販売しています!

 防災グッズ販売店の方が、いろいろ製品お試しアソートセットを販売してくれたら、みなさん試しやすいかも!と思います。