辺ぴでほこりっぽいこの農業都市では、訪問者を歓迎する派手な赤い看板に大文字でこう書かれている。「ここは4Gゾーンになりました」これはフェイスブックのおかげでもある。同社はインドの通信大手バーティ・エアテルのウガンダ部門、モーリシャスに拠点を置く通信インフラ会社バンドウィズ・アンド・クラウド・サービシーズと協力し、ウガンダ北西部の人里離れた地域に約800キロにわたって光ファイバーケーブルを敷設した。プロジェクトは2017年初めに開始され、昨年末に完了。地域の回線容量は拡大し、約300万人の住民はより高速なインターネット回線が利用できるようになった。その多くが暮らす町には、ジョゼフ・コニー率いる「神の抵抗軍(LRA)」による30年にわたる反政府活動の記憶がまだ生々しく残っている。