中国のインターネットサービス大手、 テンセントホールディングス 傘下のテンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループが、世界的な株安の連鎖を受け、米国での新規株式公開(IPO)を少なくとも11月まで延期することが分かった。事情に詳しい関係者が明らかにした。米国では今年最大級のIPOになると見られていた。音楽ストリーミングを手がける同社は今週、IPOを引き受ける幹事社と公募価格の仮条件を協議していた。だが市場の混乱からの影響を避けるため、IPOを数週間延期することを決めたという。当初テンセント・ミュージックは来週からIPOに向け、投資家向け説明会を開始し、22日の週に上場する予定だったと1人の関係者は話している。
テンセント・ミュージックIPO延期、株式市場混乱受け
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