定年後の健康維持には現役時代の「マネジメント力」を生かせ
定年後の健康維持に関して努力を怠らないということが、何より大事な健康習慣である(写真はイメージです) Photo:PIXTA

常識の嘘に
だまされるな!

 今、人間ドックの待合室にいます。毎年、この季節になると、頭のてっぺんから足のつま先まで、しっかりとチェックするのが恒例になっています。「何も悪いところが見つからないといいな」と念じながらの初秋の一日です。

 定年後の人生において、特に重要なものは何でしょうか。やはり第一に健康です。

 定年を迎えた友人たちとの集まりで、自身の健康に関する話題が出ないことはありません。俗にいう「病気自慢」というわけではないのですが、はっきりとした病状はなくとも、足腰や視力など加齢による身体的な衰え、気力の減退など、人によって表現は異なりますが、何かしらの話題はあるものです。

 こういった、病院にかかるほどではないが、何だか不調という「不定愁訴」といわれる体の変化は、大きな病気の予兆のこともあるし、そうでなくてもその先の生活が変わってしまう原因になる場合もあるでしょう。第二の人生で新たな挑戦を考えている方にとっては、大きな制約条件ともなり得ます。

 中年に差し掛かって以降、私は健康を意識するようになりました。「健康オタク」というわけではありませんが、意識しなくても健康な状態を維持できてきただけに、これを失うことの重要さがわかってきたからです。そのために、健康に関する情報収集や、自らの健康管理に関連する人的ネットワークの構築が大切だと考えるようになりました。健康維持に関して努力を怠らないということが、何より大事な健康習慣なのだと思っています。