――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  投資家に朗報がある。景気への心配は無用だ。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)も景気を心配する必要がないのは、悪い知らせだ。  7-9月期の米経済は力強く、商務省が26日発表した国内総生産(GDP)は年率3.5%増となった。4-6月期の4.2%増からは後退したものの、エコノミスト予想の3.4%は上回った。投資が減速した一方、労働市場が引き続き堅調で米国民の懐が潤い、個人消費は上向いた。