「働くからには、まず自分が豊かになるのはいいと思っています。
でも、助けたい、何かしてあげたい、という善意での無私な動機と、
自分は何ができるのか? という現実論と、
その対象規模をどのレベルに設定するのか?
という『動機・仕事・スケール』は連動していて、
どれかが欠けても、人は何もしなくなるし、豊かになれない。
大きな理想を持てば持つほどに、チャレンジしたくなるんだ!」
これを聞いて、メリックさまや柏木さまが言っていたことが少しわかった気がしました。
つまり、理想を持った時に、ただワクワクすることに終始するか、「何をすべきか?」と現実的なことを考えられるかどうか。
そこが結果の違いを左右する重大な要素で、スケールの大きい理想を持てば持つほどに「現実的なアプローチを考えられる」というのが本物の成功者の思考回路だったのです。
一方、ボクは「ただワクワクすること・ワクワクしたいこと」が理想だったことに気づかされました。
おじいはこうも言いました。
「本当の理想は、ステップ(やるべきアプローチ)が明確に見えるもので、
見えないなら理想ではない。
どんな理想であっても、それらが見える理想にまず取り組めばいい」
「ボクは、階段を一段ずつではなく、何段かとばして上がりたがっているんだと思います」
そんなボクのどうしようもない本音を聞いてくれた柏木さまが言ってくれたのが、
「一段ずつでも確実に上がれるから」。
この言葉は、今でも大切な教えになっています。
『天国おじい』では、メリックさまや柏木さまの本質を突く言葉を多数紹介していますので、どうぞご覧ください。