米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は28日、政策金利は中立金利に関するFRB当局者の幅広い推定値を「若干下回る」水準にあるとの認識を示した。ニューヨークのエコノミック・クラブでの講演で述べた。  議長は10月初旬、政策金利は「中立から程遠い水準にある」と述べていた。そのため、この日の発言は従来の立場からの軌道修正との見方が広がり、米株価は大きく値を上げた。