トランプ陣営の元選対本部長のポール・マナフォート被告がロバート・モラー特別検察官側に虚偽の証言をしていたとされる件で、同被告が個人的な商取引やウクライナの元同僚とのやりとりなどについて嘘の情報を伝えていた可能性がある。事情に詳しい関係者が明らかにした。マナフォート被告はこれら証言が「真実の情報」だとしているが、モラー氏は「うそ」だと断定。マナフォート被告は2カ月半前に司法取引に合意したものの、検察が取引を破棄する事態につながった。虚偽とされる証言は、モラー氏が捜査している2016年米大統領選へのロシア関与疑惑に直接関係がないとみられる。マナフォート被告が虚偽証言をしたことを検察が告訴するかは明らかになっていない。