ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が民間エコノミストを対象に今月実施した調査によると、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ中断もあり得るとジェローム・パウエル議長が示唆したことを受けて、次回利上げは6月以降になるとの予想が過半数を占めた。  また、エコノミストらは今年の金利見通しを2カ月連続で引き下げた。  調査によるとエコノミストの約60%は、FRBが少なくとも5月まで主要政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の2.25〜2.50%に維持するとみている。