――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  原油市場は今週、中国発のニュースで乱高下してきた。北海ブレント原油先物は14日、貿易に関するデータが予想を大きく下回ったことから2.5%も下落した。15日には主に中国政府高官が景気刺激策の導入を示唆したおかげで2.8%の反騰を示した。現在は1バレル=61ドル前後で取引されている。  投資家はこうした状況をどう考えるべきなのか。  景気刺激策の話は割り引いて聞く必要がありそうだ。