【ワシントン】米民主党全国委員会(DNC)は、2016年の大統領選期間中にDNCの電子メールを流出させたロシアのハッカー集団が、昨年の中間選挙の8日後にも、サイバー攻撃を仕掛けようとしていたと明らかにした。これまでのところ被害を受けた形跡はないとしている。  ロシア政府や他の組織を相手取り起こしている訴訟の一環として17日、裁判書に文書を提出した。  それによると、2018年11月14日、DNCの電子メールアドレス宛てに「スピアフィッシング」と呼ばれる、悪意のあるメールが送られてきた。