――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  「悪材料なし」ならまずまずというのが、最近の米半導体銘柄の状況だろう。  24日の取引で、半導体株は数年ぶりの好調なパフォーマンスとなった。フィラデルフィア半導体株指数は終値で前日比6%近く上昇し、1日の上げとしては過去10年間で有数の大きさとなった。  上昇のけん引役は、23日引け後に10-12月期決算を発表した半導体関連の3社だ。半導体製造装置大手のラム・リサーチとテラダインは決算を好感してそれぞれ16%と13%急伸。