米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが5日発表した昨年10-12月期(第1四半期)決算は、同社が注力する動画配信事業に絡むコストがかさんだものの、利益、売上高ともに市場予想を上回った。利益は27億9000万ドル(1株1.86ドル)と、前年同期の44億2000万ドル(同2.91ドル)から減少。一時項目を除く1株利益は0.05ドル減の1.84ドルだった。売上高は153億5000万ドルから153億ドルに減った。ファクトセットがまとめた市場予想は調整後の1株利益が1.54 ドル、売上高が151億6000万ドル。経費は2.8%増の118億9000万ドルとなった。新設された直販部門は、売上高が9億1800万ドル。営業損益は1億3600万ドルの損失だった。これにはディズニー、およびESPNブランドの海外ケーブル放送網、動画配信サービスのフールー(Hulu)や動画コンテンツを手掛けるバイスへの投資が含まれる。
ディズニー、10-12月は減益も予想超え 動画強化でコスト増
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