ツイッターは投資家をときめかせてくれなかった。散らかった物を片付けるのは精神的には素晴らしいことかもしれないが、慣れるには時間が掛かりそうだ。ツイッターは7日、堅調な10-12月期(第4四半期)決算を発表。月間利用者ベースの整理を続けているにも関わらず、広告収入は前年同期比23%増の7億9140万ドルに達した。ただ、1-3月期の業績見通しは市場予想に届かなかった。ユーザーベースの整理を続けるために必要な経費や事業投資が膨らむとし、慎重な見通しを示したためだ。ツイッターの「家」が思っていたよりも狭いと分かり、ユーザーはあっけにとられているかもしれない。ツイッターは今回初めてデーリーアクティブユーザー(DAU)数を報告した。「収益化可能DAU」と同社は呼んでいる。対象となるのは、広告表示可能なツイッターアプリで少なくとも1日一回ログインするユーザーだ。10-12月期は合計1億2600万人。ツイッターがこれまで報告してきた月間利用者数の約39%に相当する。ツイッターは7日、月間利用者数の公表を停止することも明らかにした。