22日の米株式市場は急反落。欧米で発表された製造業関連の経済指標がともに弱かったことで、世界経済の先行きに対する懸念が強まった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比460.19ドル(1.77%)安の2万5502.32ドル。S&P500種指数は54.17ポイント(1.90%)安の2800.71、ナスダック総合指数は196.29ポイント(2.50%)安の7642.67でそれぞれ取引を終えた。この日発表された3月ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)では製造業が約6年ぶりのペースでの縮小となり、3月米製造業PMIもほぼ2年ぶりの低水準となった。これらの結果を受けて、欧米の債券市場では長期金利が低下。ドイツ連邦債10年物利回りは2016年以来となるマイナス圏に沈み、米10年債利回りも年初来の低水準となった。
米株急反落、460ドル安 世界経済の先行き懸念
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