米サウスウエスト航空のボーイング「737MAX」がフロリダ州のオーランド国際空港に緊急着陸した。エンジンで問題が発生したため。同機はカリフォルニア州の駐機施設へ向け飛行していた。サウスウエストの広報担当者によると、乗員2人の同機は無事オーランドに戻った。同型機2機の墜落で厳しい目が向けられているコンピューターシステムには関係のない問題だったという。連邦航空局(FAA)は13日に737MAXの運航を禁止した。その3日前にエチオピア航空機が墜落したことを受けた措置だ。昨年秋には、インドネシアのライオンエアが運航していた737MAXが同国沖で墜落していた。FAAは、航空各社やボーイングが旅客を乗せずに機材を駐機施設に運ぶことを認めている。26日にオーランドに緊急着陸した機材は、サウスウエストの他の737MAXが置かれているカリフォルニア州ビクタービルの施設に同日中に駐機される予定だった。