面倒くさがり屋でも大丈夫!
バレットジャーナルのシンプルな始め方
詳しい説明は、ぜひバレットジャーナルの発案者であるライダー・キャロル氏が書いた公式ガイド『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』を読んでいただきたいのですが、現状でのわたくしなりの始め方を書きだしてみます。初めての方には未知の言葉だと思いますが、バレットジャーナルの専門用語で失礼します。
最初に「インデックス」(目次)用のスペースを数ページ空けたら、まずは見開きを六等分して、半年分の「フューチャーログ」(未来の予定)を作ります。ここに、現状決まっている大きめの予定や目標をどんどん放り込んでいきます。これはとりあえず本日から半年先までの見当ですから、半年に一度書くのではなく、必要だと感じたら、その都度作ってしまえばいいと思います。
その次に、公式な使い方としては「マンスリーログ」(一カ月のカレンダー&スケジュール的なもの)がきますが、わたくしはこれまでの習慣が身につきすぎているので、ここは今まで使ってきた「スケジュール手帳」をそのまま使うことにしました。
いわゆるウィークリーレフト型と呼ばれる、左側に一週間の予定欄、右側が余白になっているものとの2冊使いということになります。
わたくしの場合、スケジュールに関する細かな情報(場所や相手のことなど)も書き入れたいので、公式のやり方ですとスペースが足りないのです。もちろんこれは暫定ですので、今後はなんとかレフト型のウィークリーフォーマットを取り込んで、バレットジャーナルのノート上でやるようになるかもしれません。
そして、バレットジャーナルのメインともいえる「デイリーログ」(1日の予定&タスク)です。自分の好きなキー(符号)を決めて、タスクを中心に、ちょっとしたメモなども書き留めていきます。
正直、慣れないうちは単なるToDoリストという感じになると思いますが、徐々に賑やかになっていくと思います。わたくしは日々の打ち合わせでのメモなども、そのままデイリーログに続けて書くことにしました。重要な記述のある日は、インデックスにも見出しを書いて、埋もれないようにします。
はい、わたくしはまだこの程度なのですが、バレットジャーナル中級者以上のお楽しみは、各自が自由に作っていく、コレクションのページではないでしょうか。もう本当に思うがままの使い方をすればいいのですが、わたくしが今後やってみようと思っているのは、「ウィッシュ(叶えたいこと)リスト100」と、「ハビットトラッカー」(習慣チェック表)です。
さて、おわかりでしょうか。始めよう!と思ったその日にやることは、フューチャーログのページを作って、その日のToDoリストをデイリーログに書き出すだけです。そう、人によっては10分もかからないかもしれませんね。どうです? できませんか?
ダラダラと業務に入るか、
朝10分リセットして仕事をするか
以上、実は始めるのはめちゃくちゃ簡単でした。何でもそうですが、続けることの方が難しいと思います。そこは、何とか「朝の儀式」化して、自分のスイッチにするしかないのだと思います。
例えば、デイリーログの日付を自分の好きなスタンプで捺すようにして、モチベーションを保つとか。それさえ乗り越えれば、実際にやっていることは、朝、業務開始の前に10分ほど、落ち着いてデイリーログを書き出すことだけですからね。
今まで通り、何となくダラダラと業務に入るか、それとも朝の10分間でシャキッとリセットしてから仕事にあたるか。わたくしもまだまだですが、やってみた人にしかわからない世界が、そこにはありますよ。