ドナルド・トランプ米大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン被告の弁護団は4日、選挙資金法違反などの罪で禁錮3年の刑を言い渡された被告の刑期短縮に向けた支援を議会に求めた。弁護団は、下院の情報委員会、司法委員会、金融サービス委員会、監視・政府改革委員会の各委員長に宛てた書簡で、コーエン被告が議会の調査担当者にとって「非常に価値が高いと思われる複数の文書」を発見したとして、被告の収監を延期することも求めた。弁護団によると、コーエン被告はハードディスクを1人で調べているため、ディスクの1%未満、約3500件のファイルしか確認する時間がなかった。被告が見つけた1400万件のファイルを精査するには、「時間、リソース(中略)、議員やその補佐官と連絡が取れる体制」が必要だという。