連休中も診療してもらえる医療機関、診療時間などが分かる各都道府県のサイトは、厚生労働省のホームージに集約されているので、自分が暮らしている地域の医療体制について確認しておくといいだろう。

 厚生労働省HP:2019年4月27日から5月6日までの10連休における各都道府県の医療提供体制について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04364.html

連休中に病院や診療所に行くと
休日加算が上乗せされる

 このように、10連休中も医療の提供体制は確保されるが、日頃、受診している身近な医療機関は休診の可能性が高いので、急な病気やケガをしてしまった場合は、都道府県のホームページなどで受診可能な医療機関を探すことになる。この時、健康保険証と一緒に持参したいのが、おくすり手帳だ。

 おくすり手帳には、これまでに使用した薬が時系列で記録されているので、適切な治療を受けやすくなるからだ。薬剤師や医師に見せると、自分の服薬状況を分かってもらえて、薬の重複投与や相互作用による薬害を未然に防ぐことができるので、ふだんから何かの薬を服用しているという人は、忘れずにおくすり手帳を持っていくようにしよう。

 医療関係者の献身によって、この連休中、医療を受けられないといった事態は避けることができそうだが、その医療体制は休日対応になるので、医療費が割増料金になることは覚えておきたい。

 病気やケガではじめて医療機関を受診すると、だれでも医療費の基本料金である初診料がかかる。この医療費(診療報酬)は、あらかじめ決められた診療時間内に受診すると2820円。70歳未満の人は、医療費の自己負担割合が3割なので、医療機関の窓口では850円を自己負担する。

 だが、休日は、2500円が加算されて、初診料は5320円。自己負担額は、3割負担で1600円。通常よりも750円高くなる。さらに、深夜(22時~翌朝6時まで)の受診は4800円加算されるので、初診料は7620円に。自己負担額は3割負担で2290円となり、平日の診療時間内に受診するより1440円も高くなる。