21日にスリランカで起きた連続爆破テロ事件を巡り、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。イースター(復活祭)に教会やホテルで発生した一連の爆弾テロでは、320人以上が死亡した。当局は襲撃を支援したとみられる地元武装勢力との関連を捜査している。セキュリティーコンサルティング会社のSITEによると、ISは系列のアマク通信を通じて「2日前にスリランカで(IS掃討を目指す)連合国の市民とキリスト教徒を標的に襲撃を実行したのはIS戦闘員だ」と表明した。スリランカはISの壊滅を目指す米国主導の有志連合には参加していないが、今回の事件では外国人旅行者に人気のホテルが標的となった。