米配車サービス大手リフトがアルファベット傘下の自動運転車開発会社ウェイモと組み、アリゾナ州フェニックス郊外で自動運転タクシーのサービスを開始する。いわゆる「ロボットタクシー」の商用利用としては過去最大規模の事業となる。ウェイモは安全管理を担当するオペレーターが運転席に座る自動運転タクシーを、今後数カ月の間にまず10台を配備する予定。フェニックス周辺に住むリフトの利用者はアプリを使い、対象となるウェイモのサービスを選択できる。両者のパートナーシップの詳細については公表されていない。ウェイモはリフトが上場後初の四半期決算を発表する直前にフェニックスでの事業を発表。リフトの決算は3月に行った新規株式公開(IPO)関連の費用など受け、1-3月期(第1四半期)は11億ドルの損失だったが、売上高はほぼ倍増となる7億7600万ドルを計上した。
リフトとウェイモ、自動運転タクシー提供へ 米アリゾナ州
グーグル関連会社と配車大手がフェニックス郊外で 「ロボットタクシー」で過去最大級
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