スポーツクラブに通う人たちのほとんどは施設内の基本的なマナーに異論はないだろう。器具に汗がついたらぬぐうこと。器具を独り占めにしないこと。重りを使ったら元の場所に戻すこと。だが自撮り写真はどうか。  「先日、鏡に向かってポーズを取りながら自撮りしている女性がいた。素晴らしい体つきをしていたけれど、ロッカールームには他にも人がいた」。人間関係やマナーの専門家であるエイプリル・マシーニさんはフロリダ州ボカラトンのビジー・ボディー・フィットネスの会員だ。テクノロジー機器を使ったマナー違反を見かけたときはためらわずに注意する。