米国ではオハイオ渓谷から東海岸にかけての地域が猛烈な熱波に襲われ、一部で観測史上最高気温が記録されている。米国立気象局(NWS)によれば、21日には計7200万人を対象に警報が出された。20日は1億2800万人が対象だった。21日にはカンザス州東部からオハイオ渓谷、さらに東部沿岸のニューイングランド地方にかけて最高気温が約38度に達した。アトランティックシティー国際空港でも21日としては過去最高となる約38度を記録した。NWSの気象学者ジム・ヘイズ氏によれば湿度も高かったこともあり、ノースカロライナ州からボストンにかけて112カ所で体感温度が約40度から43度に達した。「湿度の高さが今回の状況を異常なものにした」と同氏は述べている。
米中西部から東部で記録的猛暑、NY市では停電も
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