米大統領選へ向けて民主党候補の指名争いを繰り広げている20人の候補者による討論会がデトロイトで行われる。討論会は30、31両日、2グループに分かれて開催される。これまでの幾つかの世論調査や資金集めの状況から判断すると、5人の候補が集団の中から抜け出している。  前副大統領のジョー・バイデン氏、マサチューセッツ州選出上院議員のエリザベス・ウォーレン氏、バーモント州選出上院議員のバーニー・サンダース氏、カリフォルニア州選出上院議員のカマラ・ハリス氏、サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏の5人が、全米規模の調査や、早期の対決の場となる州での調査で、一貫して優位に立っている。