あなたの老後資金作りを応援する特集「じぶん年金づくり実践編」(全9回)。この#6では、「米国株投資」を取り上げます。米中貿易戦争の逆風下でもなお、最高値圏を推移する米国の株式相場。まずは歴史的にも右肩上がりを続けてきた米国株の魅力を知り、今後も有望な米国株投資を考えてみましょう。(「週刊ダイヤモンド」2019年6月29日号を基に再編集)

オフレコで日本株ストラテジストが明かす
「S&P500最強説」

 「結局、S&P500を買うのが間違いないんですよ」。ある日系運用会社の幹部は、主に日本株を取り扱っているはずの金融機関の関係者の間で、以前からこんな考え方がひそかに語られてきたと打ち明ける。

 記者がこれまで日本株ストラテジストを取材してきた際も、複数の専門家から「オフレコ」と称して同様の発言を聞いたことがある。職責上、表立って米国株の優位性を口にすることは、はばかられるが本音では、プロの目からも米国株は日本株より魅力的な存在に映っているというわけだ。