まず目に付くのは、米国企業の圧倒的な規模感だ。バブル期は日系企業が世界の時価総額ランキング上位を独占していたが、そんな話は今や昔。米国の上位20銘柄の平均時価総額は円ベースで約46兆円と、日本の6倍以上にも上る。足元ではあのトヨタ自動車ですら20兆円台前半で、米国市場では上位20社にも入れないのが現状だ。