賢く頼もしき中年として成長した今もなお、時折痛烈に体がファストフードを求めるのはなにゆえでしょうか。
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ときどき無性に食べたくなるものの、食後の罪悪感を思って躊躇(ちゅうちょ)するのがファストフード。手軽に食べられてチープ。それ以上に、高級品にはない「おいしさ」があるのが憎いところだ。アラフォーとなるとさすがに健康のことを考えて手が出にくくなるが、その距離感を中年男性たちはどのように考えているのだろうか。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

ファストフードに育てられた少年たち
中年を迎えて何を思う

“ファストフード”の“ファスト”は、“first”ではなく実は“fast”だそうで、注文したらサクッと出てきてサクッと食べられる食べ物のことを指す。これが基本的な定義だが、ここから派生してジャンクフードを意味することもある。

 ファストフードと聞けば、まず真っ先に思い浮かぶのがハンバーガーチェーンだが、牛丼、ラーメン、ピザなども広義ではファストフードである。たまに無性にジャンキーなものを食べたくなる人は多かろうし、安価でサクッと食事が済ませられるのがファストフードの素晴らしいところだが、健康が心配され始める中年男性にとって、ファストフードは「敵」である。