思い出の品
アルバムなどのように、なかなか捨てられない思い出の品は少なくありません Photo:PIXTA

「思い出の品」としかいえないものが
家の中にはたくさんある

 皆さんは「10年前の映画チケットの半券」が捨てられない、なんてことありませんか?

 周りから見ればただの半券かもしれません。ただ、「初めてもらったお給料で親を招待して見に行った映画」などの思い出がひもづいているために手放しがたい…。そういう「思い出の品」は誰にでもあるものです。

 私自身、整理収納サポートで伺ったご家庭で「思い出の品」をどうするか、依頼主の方がとても悩まれるという場面に数多く遭遇してきました。

 ものの種類は非常に多岐にわたり、「今後使う可能性」が極端に低く、主に「思い入れの強さ」だけで所有し続けているようなものはすべて「思い出の品」に分類できます。

 私が気になるのは、ここにカテゴライズされるものがあまりに多いことです。最初に述べた映画チケットの半券のほかにも、ため続けた給与明細や、お祝いでもらったものの使う機会のないワイングラス、結婚式でいただいたご祝儀袋、マラソン大会の完走証など。どれも仕分けしていくと「思い出の品」になってしまいます。

「思い出の品=使わないもの」と考えると、放っておけば増える一方で、居住空間を圧迫したり、同居の家族の不満を買ったりすることもあります。ただ、自分の価値観に沿って残すべき思い出の品とそうでないものを明確にすれば、増え続けることを避けられます。

 そこで今回は「思い出の品」を大きく5つに分けて、残すべきものとそうでないものを判断する方法について、考えていきましょう。

思い出の品(1)年賀状、給与明細など
処分する機会がなかっただけのもの

 そこまで思い入れはないけれど、いつ捨てればいいのか判断できず、なんとなくたまってしまっている思い出の品、ありませんか?「こういうのって、みなさんどう管理されているんですか…?」と尋ねられることがよくあります。

例)
・古い年賀状
・レジャーのリーフレットや半券
・古い給与明細
・活用していない古い名刺
・古い雑貨や飾り物