地球の歩き方ニュース&レポート パリ・エッフェル塔ガイド
パリのランドマーク、エッフェル塔

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、フランス旅行の最新情報をお届けします。フランス・パリのシンボルであるエッフェル塔。1889年の万国博覧会に合わせて建設され、2019年で130年を迎えました。フランス・パリと言えば誰しもイメージするこのモニュメントを、余すところなく100%楽しむ方法を紹介します。

エッフェル塔の場所・行き方・交通手段

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シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅出口付近の様子

 エッフェル塔は、パリの中心から西寄りのセーヌ川沿いに建っています。列車で向かう場合は、地下鉄6号線のトロカデロ駅、またはビル・アケム駅のふたつが最寄り駅です。RER C線では、シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅で降ります。

 上記3駅のなかでエッフェル塔にもっとも近いのが、ビル・アケム駅とシャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅。駅名は異なりますが、この2駅は隣接しています。

 両駅からエッフェル塔までの行き方は、駅を出てセーヌ川沿いのブランリー通りを北東へ。駅を出るとすぐにエッフェル塔が見えますので、それを目印に歩けば迷いません。両駅ともエッフェル塔までは、徒歩10分以内の距離です。

 トロカデロ駅からの向かい方は、エッフェル塔のビュースポットのひとつシャイヨー宮のテラスを経由して行きます。駅構内にある、エッフェル塔が描かれた看板を目印に歩いていくと、シャイヨー宮に最も近い出口となります。シャイヨー宮のテラスに出れば、エッフェル塔は眼前にありますので、テラスから塔まではわかりやすいです。こちらは徒歩10分強の距離です。

エッフェル塔の歴史・基本情報

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塔全体の高さは324m

 エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念したパリ万国博覧会の目玉として、1889年3月31日に開業しました。建設には、鉄橋建設の際に用いるトラス構造の技術が活用されました。ギュスターブ・エッフェルの指揮のもと、26ヵ月と5日という期間で造られたのだといいます。当初は万博のパビリオンの役割をもって建てられましたが、その後は電波塔としての役割ももつようになりました。

 エッフェル塔全体の高さは324m。展望台は3層に分かれ、1階部分が57m、2階部分が115m、3階部分が276mの高さにあります。2階まではエレベーターもしくは階段で、3階まではエレベーターを使って上ります。

 今では、エッフェル塔はパリのシンボルとして認められていますが、建設当時は芸術家などが反対の陳情書を出すなど、世間で大きな議論が起きました。パリの景観にとってエッフェル塔があまりに巨大で、鉄骨を使うデザインが当時としては斬新なものだったからです。反対派のひとりだった自然主義派の作家ギ・ド・モーパッサンは「私はパリそしてフランスからも離れた。なぜならエッフェル塔があまりにも私をうんざりさせるからだ」と述べています。パリで唯一、エッフェル塔を見なくても住む場所であるとして、モーパッサンはエッフェル塔内のレストランで食事をしていたという逸話も残っています。

 物議を醸したエッフェル塔でしたが、エッフェル塔の公式サイトによると、現在は年間700万人が訪れるパリを代表するモニュメントになりました。そして、来場者の75%は外国人が占めています。