米下院は今週、トランプ大統領の弾劾調査の道筋を盛り込んだ決議案を採決し、公開の調査段階へと進める方針を示した。ペロシ下院議長(民主、カリフォルニア州)は民主党議員に宛てた書簡で、「われわれは今週、すべての書類提出要求や記録・証言を求める召喚状など、弾劾調査の一環として委員会が継続中または既存の調査を確認する決議案を提出する」としている。決議案では、公開の公聴会の手続きを定めるとともに宣誓証言の開示を承認し、弾劾条項を検討する司法委員会への証拠提出に関する手続きや、トランプ氏や顧問弁護士らの適正手続きの権利を定めるとしている。ペロシ氏は「トランプ政権が書類の提出保留や証人による証言の阻止、正当な召喚状の無視、もしくは下院への阻止継続を行っていないか、いかなる疑念も払しょくするためにこの措置を講じる」としている。
トランプ氏弾劾調査、下院が決議案を今週採決
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