4つの定番ブランド
TAKANORI HAYASHI

餅は餅屋…が賢い選択です。定番と言われるものの中でも、そのカタチを代表する名品が存在します。ここでは、そんな名品たちをブランドの歴史やモノづくりの背景とともに、掘り下げます。

グレンフェル「ケンジントン2」

ケンジントン2
TAKANORI HAYASHI

すべてがオーセンティック
廃れることのない
普遍的な男らしさをまとう

 代名詞の「グレンフェル・クロス」は、トレンチコートを語るうえで避けては通れない素材です。改良を重ねることで、軽くて通気性さえも備えた唯一無二の素材に仕上がっています。

 シルエットも実に普遍的。エポレットやガンパッチなどの細部も省くことなくデザインされており、男心をくすぐります。ラフにベルトで縛って、往年のムービースターを気取るのも一興です。

グレンフェル・クロス
TAKANORI HAYASHI

 極細の綿糸を高密度(1インチ四方に600本以上の糸を使用)で織り上げ、防風・防水性を向上させた「グレンフェル・クロス」。現在は、堅牢(けんろう)性はそのままに、ハリとしなやかさを付与しています。

 16万円(グレンフェル/エディット ウェアハウス TEL 03-6256-0297)

【Grenfell's History】

織布工場
GRENFELL

 創業は1923年。冒険家でもあり、医師でもあったウィルフレッド・グレンフェル卿が、北極地仕様のアウターを求めて英国の織布工場を営む創業者ヘイソンスウェイト氏に、生地開発を依頼したのがきっかけ。開発当時は生地の丈夫さゆえ、「染色ができなかった」という逸話も残っています。