このように、親子や同僚などの間でも、傾向によって、ある種の相性の良し悪しは存在する。だが、4つの傾向を理解していれば、人間関係を円滑にしやすくなるはずだ。

一読のすすめ

 アップホルダー(約束を守る人)、クエスチョナー(疑問を持つ人)、オブライジャー(義務を果たす人)、レブル(抵抗する人)。あなたはどの傾向にあてはまるだろうか? 自分や周囲の人をタイプ分けしてみることで、コミュニケーションが楽になることもあるのではないだろうか。

 要約では、本書の柱となる「4つの傾向の特徴と対処策」を重点的にとりあげた。そのほか各タイプの相性や、傾向に応じた具体的な伝え方については、ぜひ本書を参照していただきたい。自己と他者に対する理解を深めていけば、ストレスフリーな生活に近づけるはずだ。

評点(5点満点)

総合3.5点(革新性3.5点、明瞭性3.5点、応用性3.5点)

著者情報

グレッチェン・ルービン
 作家。人間の本質をテーマにした作品で世間に大きな影響を与えている。『Happiness Project(人生は「幸せ計画」でうまくいく!)』や『Better Than Before(人生を変える習慣のつくり方)』をはじめとする著作はベストセラーとなって350万部を売り上げ、30カ国語以上に翻訳された。賞を獲得した人気ポッドキャスト、「ハピアー・ウィズ・グレッチェン・ルービン」の司会も務める。アメリカの大物司会者オプラ・ウィンフリーのインタビューを受け、ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンと会食し、ダライ・ラマと腕も組んで歩いたことがある。法律家としてキャリアをスタートさせたが、アメリカ初の女性連邦最高裁判事となったサンドラ・デイ・オコーナーの書記官を務めていたときに、本当になりたいのは作家だと気づいた。ニューヨーク・シティに家族と暮らす。

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